【洲本5人刺殺】「死刑にしてほしい」「私の手で復讐したい」遺族が意見陳述
兵庫県洲本市で平成27年3月、男女5人が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた無職、平野達彦被告(42)の裁判員裁判の第9回公判が1日、神戸地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。犠牲者の遺族らが被害者参加制度を利用し、「被告を死刑にしてもらいたい」と意見陳述した。この日の公判には、遺族5人が出廷。平野毅さん=当時(82)=の孫の男性は「被告にはなぜ事件が起きたのか明らかにしてほしかったが、被害者や遺族の中傷を続けている。