参院で「一票の格差」を是正するための選挙制度改革の議論が、2年ぶりに各党間で始まる。平成31年の次期参院選までに「必ず結論を得る」と公職選挙法の付則に明記された参院最大の「宿題」だが、各党の意見の隔たりは埋まっておらず、取り沙汰される改革案はどれも実現可能性が乏しい。「手詰まり感」すら漂う積年の宿題に今度こそ答えを出せるのか。

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