【社会】「手術直後から激痛」妊婦腹部にガーゼ置き忘れ
公益財団法人「仁泉会」が運営する産科医院「セイントクリニック」(福島県伊達市)で2015年、帝王切開手術を受けた県北地方の30歳代の妊婦の腹部に医療用ガーゼを置き忘れるミスがあったことがわかった。同会が5日までに公表した。仁泉会などによると、女性は同年11月、帝王切開手術で男児を出産。その後、体調不良を訴え続け、16年8月に県立医大で診察を受けたところ、体内から2枚のガーゼが巻かれた形(直径3・5センチ、長さ9センチ)で見つかり、摘出した。