【雇用】<同一労働同一賃金>正規、非正規の待遇格差、企業に説明義務-法制化方針
正規・非正規間
政府は非正規労働者の待遇改善を目指す「同一労働同一賃金」の実現に向け、正規と非正規の労働者間に待遇差を設ける場合、企業の説明義務を法律で明記する方針を固めた。今月中にまとめる働き方改革実行計画に盛り込み、労働契約法、パート労働法、労働者派遣法の各改正案の早期国会提出を目指す。政府は昨年末に同一労働同一賃金のガイドライン案を公表し、成果などに応じた賃金差などを容認する一方、不合理な待遇差として正社員に全員支給している賞与を非正規には支給しないなどの例を示した。