【裁判】電車内痴漢、会社員の男性(52)に無罪判決 東京地裁「第三者が犯行の可能性」「女性の証言に信用性や証明力があるとは言えない」
電車内痴漢、会社員に無罪=「第三者が犯行の可能性」―東京地裁電車内で女性のスカート内に手を入れたとして、強制わいせつ罪に問われた会社員の男性(52)の判決で、東京地裁(伊藤ゆう子裁判長)は9日、「女性の証言に信用性や証明力があるとは言えない」と述べ、無罪(求刑懲役2年)を言い渡した。女性は、向かい合わせに立っていた男性から触られたと訴えたが、伊藤裁判長は「男性が持っていたコートに隠れ、第三者の手を認識できなかった可能性がある」と指摘。