【社会】破産手続き中に文化財隠した罪に問われた元社長 無罪主張-8億円の重要文化財
破産手続き中に博物館に預けていた鎌倉時代の絵画など、およそ8億円の価値がある国の重要文化財を、破産管財人に隠した罪に問われている不動産会社の元社長の初公判が開かれ、元社長は無罪を主張しました。名古屋市の不動産会社「不二企業」の元社長、馬場厚子被告(68)は、6年前に破産手続きが始まったあと、京都国立博物館に預けていた鎌倉時代の絵画など、合わせて7億9600万円の価値がある国の重要文化財7点を破産管財人に隠したなどとして、破産法違反の罪に問われています。