【災害】富士山が噴火した場合の避難計画策定エリアに基準、溶岩到達「3時間以内」 避難施設の範囲指定、ホテルなどに協力要請
静岡、神奈川、山梨三県と火山専門家らでつくる富士山火山防災対策協議会は二十四日、沼津市で会合を開き、富士山が噴火した場合に情報提供や避難誘導を行う「避難促進施設」の指定範囲を決めた。策定済みの富士山火山広域避難計画における噴火口となり得る想定火口範囲(第一次避難対象エリア)と、溶岩流が三時間以内に到達すると想定される範囲(第二次避難対象エリア)=図=の内側が指定範囲となる。