【福井】日本海側で初、クロウミガメ発見 定置網にかかる-松島水族館保護
東太平洋やメキシコ東部の沿岸に生息するクロウミガメが今月14日、福井県高浜町の沖合で定置網にかかり、坂井市の越前松島水族館が保護したことが25日に分かった。NPO法人日本ウミガメ協議会(大阪府)などによると、日本近海で確認されるのは珍しく、日本海側で発見されたのは初めてとみられる。同水族館によると、高浜町の沖合約100メートルの地点に仕掛けた定置網にウミガメが入り込んでいるのを、同町の漁師、野口久之さん(70)と息子の裕司さん(39)が発見。