【トランプ】米大統領、化学兵器使用「看過できず」=シリア大統領を非難
【4月5日 時事通信社】トランプ米大統領は4日声明を出し、シリア北西部イドリブ県の反体制派支配地域で行われた攻撃に関し、アサド政権が化学兵器を使用したとの見方を示して「文明世界はこの事件を看過できない」と非難した。ただ、アサド政権に対する具体的な対処方針は明らかにしなかった。トランプ氏は事件について、2012年にアサド政権による化学兵器使用を「レッドライン(越えてはならない一線)」としたものの、何もしなかった「前政権の弱さと力不足の結果だ」と指摘、オバマ前政権を批判した。