【ニュース解説】初摘発された中国人“ニセ僧侶”の背後に浮かぶ養成組織
数年前から東京・秋葉原などに出現し、お札や数珠を外国人観光客に売りつけていた中国人“ニセ僧侶”の1人が初めて捕まった。入管難民法違反容疑で11日、警視庁組織犯罪対策1課に逮捕された中国籍の陳先楼容疑者(54)。ニセ僧侶たちの背後には、彼らを世界中に送り出す中国本国の組織があることが分かった。逮捕容疑は、短期滞在の在留資格で入国した今年2~3月に東京都千代田区外神田4丁目の路上で、英国人などの観光客10人に無許可でお札9枚と数珠11個を計2万円で販売した疑い。