【防災】震度7に耐えうるのは静岡だけか? 東日本大震災よりゆれが厳しい南海トラフ地震の対策急務 熊本教訓に認識高めよう
熊本地震では震度7の揺れに2度も見舞われ、住宅の耐震性に改めて課題が突きつけられた。熊本地震以降も鳥取、福島沖と地震が続発し、南海トラフ巨大地震への懸念も高まる。南海トラフでの地震は、東日本大震災より、震源が陸地に近いため、東日本より揺れによる被害が厳しいとされている。建築基準法では、地震のリスクに応じた地域別の指標や、地盤に応じた建築指針が定められているが、震度7級の地震対策をするには、住宅事情に応じた対策強化が求められる。