【裁判】若い女性の肛門にアルコール注入、中毒死さす…53歳男に懲役16年「承諾なく注入、尊厳を…」 松山地裁
松山市で平成23(2011)年8月、出会い系サイトで知り合った女性=当時(21)=の肛門にアルコールを含む液体を注入し急性中毒死させたとして、傷害致死罪などに問われた住所不定、無職、入交龍太郎被告(53)の裁判員裁判で、松山地裁は20日までに、懲役16年(求刑懲役18年)の判決を言い渡した。日野浩一郎裁判長は判決理由で中毒死事件について「一連の行動は、被害者の人としての尊厳を極めて軽視したものだ」と指摘。