【東京地裁】東電株主代表訴訟、被告5人に=原告側が訴え取り下げ
東京電力福島第1原発事故をめぐり、津波対策を怠ったとして歴代経営陣の27人に約9兆円の賠償を求めた株主代表訴訟で、株主側は27日、勝俣恒久元会長ら5人を除く22人への訴えを取り下げた。裁判を早期に進行させるためという。
他の被告4人は、武藤栄、武黒一郎両元副社長と、清水正孝元社長、小森明生元常務。勝俣、武藤、武黒各氏は検察審査会の起訴議決を受け、強制起訴もされている。訴訟で株主側は、勝俣氏らに対し、東電へ約9兆482億円を支払うよう求めている。被告側は、津波は予見できなかったなどとして全面的に争っている。ガラケー用↓
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