【福島第1】3号機も宇宙線で透視=来月開始、7月にも判明
東京電力は27日、宇宙から降り注ぐ宇宙線を使って福島第1原発3号機の内部を透視し、溶け落ちた核燃料(デブリ)の位置を調べる作業を5月2日に開始すると発表した。3号機はデブリの一部が原子炉中心の圧力容器の底から落ちたとみられており、7月にも結果が判明する見通し。調査は、宇宙線と大気の粒子が衝突して発生する「ミュー粒子」を利用。原子炉建屋の東側に設置した観測装置で、レントゲン写真のように原子炉内部を透視する。同様の調査を実施した1号機では、ほぼ全てのデブリが圧力容器から落ちたと推定され、2号機は大部分が残っているとみられている。ガラケー用↓
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