【特殊詐欺】市民がATM前の声かけで被害阻止に貢献、3年で4倍 ATM前で話している高齢者に声かけを
振り込め詐欺などの特殊詐欺事件で、金融機関の職員でも、被害者の家族でもない一般人が被害防止に貢献するケースが急増していることが警察庁への取材で分かった。被害を阻止した人の分類では、一般人の2016年の割合は、比較できる13年から4倍以上に増加。ATM(現金自動受払機)前で話をしている高齢者に声をかける事例が多いとみられ、捜査関係者は「おかしいな、と思ったら声をかけることが浸透してきた」と指摘している。