【社会】国家主導の「女尊男卑」の時代 女性の「積極採用」謳う政府系機関は105法人に
いまや国家主導の「女尊男卑」の時代である。たとえば国立研究開発法人海洋研究開発機構の公式サイトに掲載されている「採用情報」には、研究者の募集要項として以下のような文言がある。〈本公募では、男女平等の理念のもと、女性の社会進出を推進するという日本政府の方針に準拠して、多数の女性の積極的な応募を期待するとともに、男性候補者と女性候補者の業績および人物評価が同等であった場合は、女性を優先して採用します〉現在広まっている女性優遇策は「同水準なら女性優先」だけでない。