【事件/指名手配犯】逮捕男、DNA型鑑定で血縁関係 1971年渋谷暴動で警察官殺害
1971年の渋谷暴動事件で指名手配された中核派の活動家、大坂正明容疑者(67)とみられる男を大阪府警が公務執行妨害の疑いで逮捕した事件で、警察当局が大坂容疑者の母親や姉と男のDNA型を照合し、血縁関係があるとみて矛盾がないとの鑑定結果が出たことが23日、捜査関係者への取材で分かった。ただ、DNA型鑑定で親族関係が明らかになっても、大坂容疑者本人と特定するにはさらに検証が必要で、警察当局は慎重に確認を進めている。