【裁判】腹蹴り転ばす、竹刀でのど突く…女子剣道部員に体罰 普連土学園元教諭らに90万円の賠償命令 東京地裁
東京都港区の私立「普連土(ふれんど)学園高校」の剣道部員だった女性(23)が、顧問教諭とコーチから体罰を受けたとして、約1100万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が31日、東京地裁であった。朝倉佳秀裁判長は運営する学校法人と2人に計約90万円の支払いを命じた。判決によると、学園の体育館で合宿中だった平成23年、顧問が当時2年生だった女性の腹を2回蹴って転倒させ、コーチは竹刀でのどを突いたり、体当たりして転ばせたりした。