【茨城】被曝の5人、肺からプルトニウム検出されず 放医研調査
茨城県大洗町の日本原子力研究開発機構大洗研究開発センターで作業員が被曝(ひばく)した事故で、原子力機構は9日、5人が搬送された放射線医学総合研究所(千葉市)の検査では、5人の肺からプルトニウムは検出されなかったと発表した。原子力機構は、事故後の検査で50代の男性の肺から2万2千ベクレルのプルトニウムが検出されたとしていたが、体の表面に付着していたプルトニウムを十分に除ききれないまま計測したため、「過大評価していた可能性がある」としている。