【国連人権理】「政府が直接、間接にメディアに圧力をかけている」 特別報告者のデービッド・ケイ氏が調査結果報告 ★4
国連人権理事会で12日、「表現の自由」に関する特別報告者のデービッド・ケイ米カリフォルニア大学教授(48)が、日本の調査結果を報告し、「政府が直接、間接にメディアに圧力をかけている」と批判した。日本政府は「事実誤認がある」として反論してきたが、ケイ氏の主張は覆らなかった。ケイ氏はこの日の報告で、放送法に盛り込まれた停波の可能性について、「政治的公平性を理由に放送免許を停止する権限は、たとえ政府が一度も行使したことがなくてもリスクになりうる」と批判、見直しを求めた。