【消費者事故調】運動靴、底の剥がれに注意=経年劣化、転倒事故も
運動靴の底が経年劣化などで割れたり剥がれたりした結果、転倒事故につながる場合があるとする報告書を、消費者安全調査委員会(消費者事故調)がまとめた。消費者庁が把握した事故の中には1カ月以上の重傷を負った人もおり、同委は注意を呼び掛けている。同委が10歳以上の消費者2400人を対象に行った調査では、スニーカーやウオーキングシューズなどの運動靴を履いて歩行中、「靴底が剥がれ、滑ったり転倒したりした経験がある」と答えた人は延べ111人に上った。