【調査】近畿のマンション発売戸数2年連続で減少 平成29年上半期 民間調べ
不動産経済研究所が18日発表した近畿2府4県の平成29年上半期(1~6月)のマンション発売戸数は、前年同期比1・4%減の8815戸となり、上半期として2年連続で減少した。都市部でのホテル建設の増加に伴い、用地取得の競争が激化したことが響いた。契約率は76・9%で、好調の目安とされる70%を上回った。同研究所の担当者は「近畿は首都圏に比べ手ごろな価格の物件が多く、富裕層以外にファミリー層の購買意欲も底堅い」と分析した。