【社会】“虐待入院“ 退院できない子ども 厚労省が実態調査へ
虐待を受けて入院した子どものうち、治療が終わったにもかかわらず退院できなかった子どもが、去年までの2年間で少なくとも350人余りいたことがわかったことを受けて、厚生労働省は退院後の行き先を決める全国の児童相談所を対象に、近く実態調査を行う方針を固めました。小児科医で作るグループが全国の医療機関を対象に行った調査で、去年とおととしの2年間に親から虐待を受けて入院した子どものうち、治療が終わったにもかかわらず、5日間以上退院できなかった子どもが少なくとも356人いたことがわかりました。