【総務省】貸し切りバス運転手の労働時間 3分の1が基準超え 運賃、基準の半額以下で受注するケースも
大学生など15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーバスの事故を受けて、総務省が全国の貸し切りバス会社の運転手を対象に調査した結果、労働時間の国の基準を超えていた運転手が全体の3分の1に上ったことがわかりました。総務省は国土交通省に対し、バス会社などへの指導や監査を徹底するよう勧告しました。去年1月、長野県軽井沢町で起きたスキーバスの事故では、国土交通省の事故後の監査でバス会社が点呼を行っていなかったり運行の記録が不適切だったりするなど33項目の違反が見つかりました。