【神奈川】ニュージーランド人青年の死亡◆カルテから「入院生活は99.5%が身体拘束状態」と遺族が発表

語学学校の教師などをしていたニュージーランド人青年ケリー・サベージさん(27)が神奈川県大和市の精神科病院・大和病院に入院中に長期間の「身体拘束」という環境下に置かれて、心臓発作を起こして死亡した事件は、本国ニュージーランドで大きく報道された。日本でも7月19日に遺族である母親のマーサ・サベージさんと兄で病院にも付き添っていたパトリックさん(32)が記者会見を行って、精神病の患者を長期間にわたって身体拘束するという、欧米と懸け離れた精神科病棟のあり方を問題視した。