【IMF】「アベノミクスは目標未達」 金融緩和継続と政府の賃金引き上げ政策を求める IMF年次審査報告書★2
国際通貨基金(IMF)は7月31日公表した日本経済の年次審査報告書で「アベノミクスは前進したが、目標には未達だ」と指摘し、日銀の金融緩和継続と政府の賃金引き上げ政策を求めた。財政政策は「中期的には健全化が必要」としつつも、短期的な財政刺激策が経済成長と物価の押し上げにつながるとの見方を示した。IMFは日本経済の実質成長率が2016年の1.0%から17年は1.3%に加速すると予測する。