【社会】富士山ご来光、何人見てる?山頂混雑分散へ山梨・静岡両県が調査
世界文化遺産・富士山の山頂付近で、ご来光前後の初の登山者数調査が5日始まった。現状のままでは、文化遺産価値を損ねかねないとして、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)から登山者による混雑を防ぐよう求められたため、富士山を管理する山梨、静岡両県が実施。調査結果を踏まえ、登山者を分散させる対策を検討する。調査は今年の開山期間(7月1日~9月10日)のうち、登山者数がピークを迎える8月上~中旬の週末に照準を合わせ、5日のほか、6、12、13日にも行われる。