【総務省】人口少ない自治体の議員 なり手不足が深刻 兼務の難しさ、議員報酬の少なさ、無関心・・・法改正視野に検討
人口が少ない自治体で、議員のなり手が不足する問題が生じている。高知県大川村では、議会を廃止し、住民が村政に直接議会に参加する「村民総会」の設置を一時、検討する事態に。長野県喬木村議会は、夜間と休日に審議日程を移す方針を固め、なり手の確保を進める。国も今年度、町村議会の在り方について研究会を設置。議会活動と仕事を兼業しやすくするなど、なり手確保に向け、地方自治法などの改正も視野に入れた検討に乗り出した。