【医療】妹のワクチンを姉に・過剰投与 予防接種、ミス後絶たず……2015年度は6000件
乳幼児への予防接種事業で、期限切れワクチンの使用や、種類の取り違えといったミスが後を絶たない。実施する市町村から国に報告された件数は年々増えており、国が公表した中で最新の2015年度は6千件を超えた。どうすればミスを防げるのか。■法改正でワクチン増、一因か
妹に打つはずの2種混合ワクチンを姉に接種▽12歳女児に本来の5倍の量のワクチンを接種▽4カ月の乳児に接種する際、誤って看護師の手に刺した針をそのまま使用――。