【経済】上場小売・外食業の平均給与500万円超に 賃上げは4年連続 -東京商工リサーチ
2016年度の上場小売業・外食業の平均給与が年間500万円を超えたことが東京商工リサーチの調べでわかった。小売り・外食は金融や製造業と比べて給与が低い傾向にあるが、人手不足を背景に4年連続で給与が増えた。雇用の規模が大きい両業界で賃上げが続けば、個人消費の押し上げにつながる可能性がある。16年度の有価証券報告書を調べたところ、上場小売業・外食業277社の正社員の平均給与は年間503万6千円と、15年度から4万7千円(0.9%)増えた。