【深海】最深8000メートル余で魚の撮影に成功 生態系解明に期待
海洋研究開発機構とNHKは、これまでで最も深い水深8000メートル余りの深海で、生息する魚を撮影することに成功し、ほとんど知られていない深海の生態系を明らかにすることにつながると注目されています。深海では魚の細胞の機能が水圧で損なわれてしまうため、理論的には水深8200メートルが生息できる限界だと考えられていて、海洋研究開発機構とNHKはこれを確かめるために、ことし5月、太平洋のマリアナ海溝の水深8178メートルの地点に、4Kカメラを搭載した無人の観測装置を降ろして調査を行いました。