【社会】死亡女児のO157、11都県で同じ遺伝子型の菌検出……今月3日までで2568人
O157などの腸管出血性大腸菌は気温が上がると増えやすく、食中毒の発生は夏に集中している。国立感染症研究所によると、感染者は毎年3千~4千人台。今年に入り、今月3日までの報告数は2568人という。厚生労働省によるとこの夏、11都県のO157の感染者から同じ遺伝子型の菌が検出された。厚労省は今月1日、同じタイプの菌の感染者が判明した際は、外食の状況や家族の健康状態などを調べ、感染研に報告するよう、都道府県などに通知した。