【裁判】自身の危険を顧みることなく消火をした勇敢な放火犯に執行猶予付き判決・山口地裁
菓子店放火未遂事件で判決
ことし1月、宇部市の洋菓子店の床に火をつけたとして放火未遂の罪に問われている男の裁判員裁判で山口地方裁判所は、
「近隣住民に恐怖を与えたことは重く受け止めるべきだが親族のもとで立ち直る機会を与えるのが相当だ」として執行猶予が付いた有罪判決を言い渡しました。宇部市の服部聖被告(34)は、ことし1月、宇部市のマンションの1階にある自身が経営する洋菓子店の床に消毒用のアルコールをまき、ガスバーナーで火をつけたとして現住建造物等放火未遂の罪に問われています。