【ノーベル賞】物理学賞 重力波で受賞、多くの日本の研究者も貢献「うれしい」
重力波の初観測には、多くの日本の研究者の貢献があった。米LIGO計画に参加してきた研究者からは、大きな喜びの声が上がった。2015年に重力波を初観測したチームは、約1000人からなる。チームには日本の研究者8人も参加し、観測機器の作製などで貢献した。チームの一員であるカリフォルニア工科大の山本博章上級研究員(65)は、1994年から観測装置の中核部分となる、レーザーを反射する鏡に求められる性能の計算などで、観測精度向上に貢献した。