【オーストリア下院選挙】中道右派が第1党へ 31歳党首の連立交渉に注目
ヨーロッパ中部のオーストリアで行われた議会下院の選挙では、難民・移民の受け入れの厳格化を前面に打ち出した中道右派の国民党が第1党になる見通しとなり、国民党の31歳の党首を中心に行われる連立交渉の行方に注目が集まっています。オーストリアの議会下院に当たる国民議会の選挙は、15日、投開票が行われ、内務省が発表した暫定の開票結果によりますと、中道右派の国民党が31.4%、極右政党の自由党が27.4%、中道左派で国民党と連立を組んでいた社会民主党が26.7%などとなっています。