【国際】「旅行中に食中毒」、 英国人800人賠償金目的で虚偽申告の疑い スペイン
スペインの警察当局は20日、同国の観光地バレアレス諸島を旅行中に食中毒にかかったとうそをつき、賠償金をだまし取ろうとした疑いのある英国人観光客、約800人を特定したと発表した。現地警察は捜査の過程で、観光客らが賠償請求に使ったことが疑われる法律事務所77件を一覧にした。これらの法律事務所は「偽の申告に基づいた犯罪ネットワークを組織化し、バレアレス諸島とスペインの観光業に著しい経済的打撃を与えた疑いがある」という。