【メディアは何を伝えたか】憲法改正 朝日・毎日は1000行超え 現実味おびる改憲に危機感?北朝鮮問題の浮上で議論は低調
衆院選は憲法改正にどう向き合うかも争点の一つだった。憲法改正を党是とする自民党(総裁・安倍晋三首相)と、「加憲」の立場をとる公明党の与党が改憲の国会発議が可能となる3分の2(310議席)を超える313議席を確保し、希望の党や日本維新の会などを加えたいわゆる「改憲勢力」が約8割を占めた。そうした情勢下にあって、衆院選期間中、憲法改正に関する記事を最も多く掲載したのは「護憲派」として知られる朝日新聞だった。