【広島中央署】「組織で内部の人間をかばっているんじゃないか」 8500万円盗難、捜査長期化に苦情相次ぐ
広島市中区の広島中央署内から現金8572万円が盗まれていることが発覚してから、8日で半年がたつ。広島県警は内部犯行とみて、延べ数百人の警察関係者に事情を聴いてきたが、犯人に結びつく有力な証拠は見つかっていない。捜査の長期化で市民からは苦情や批判の声も相次ぐ。事件は5月8日夜に発覚。署の1階の会計課の課員が金庫の鍵を保管している課長の引き出しの錠が壊されているのを発見し、金庫内を調べたところ現金が無くなっていた。