【歴史】「とりあえずカステラ・・・」。元将軍となった徳川慶喜との付き合い方に悩む西本願寺の様子を示す書状を新たに発見
150年前の大政奉還(1867年)の後、将軍を辞職した徳川慶喜(よしのぶ)とどう付き合うかに悩む西本願寺の様子を示す書状など、幕末・明治維新期の史料7点が浄土真宗本願寺派本願寺史料研究所(京都市下京区)の保管史料から新たに見つかった。研究所が24日、発表した。見つかった史料の一つは、西本願寺が大坂の津村御坊(現・本願寺津村別院、大阪市中央区)との往復書簡をまとめた「大坂諸記」。