【和歌山】県教委職員(44)を停職処分 フェンシング競技団体で不正経理 大会旅費を選手に渡さず用具購入等に流用
和歌山県フェンシング協会の選手強化関係の経理担当だった6年間に、県体育協会からの補助金約200万円を不正に事務処理し、一部を目的外に流用していたとして、県教育委員会は24日、県教委総務課の男性主査(44)を停職6カ月の懲戒処分にした。県教委によると、フェンシング協会に10~15年度、県体協から選手延べ84人分(実人数36人)の大会旅費195万7400円が補助されたが、主査は対象選手に渡さないまま、このうち99万7780円を用具購入費、施設利用料に流用したという。