【京都】京都に「国際調停センター」 企業間紛争解決、同大に設置
国際的なビジネスにおける企業間の紛争を解決するための日本初の機関「京都国際調停センター」を京都市上京区の同志社大に設置するため、同大学と日本の法務実務者でつくる日本仲裁人協会(東京都)は1日、運営などに関する連携協定を結んだ。来年の設置・稼働を目指す。国際的な取引などの紛争解決の手段としては、裁判所における「訴訟」や民間人が判断を下す「仲裁」があるが、時間や費用などの問題から、専門的な知識を持った調停人が迅速な合意を支援する「調停」の需要が高まっている。