【教育】米留学、遠のく日本人 12年連続減、高い学費や治安懸念か
米国の大学や大学院に留学する日本人が減り続けている。先月13日に発表された米国の調査によると、昨年度は約1万9千人となり、12年連続で減少した。留学生が急増している中国やインドに比べ、差は広がる一方だ。草の根レベルの交流が細れば、日米関係を支える人材が減ることを心配する声も出ている。「米国の大学では、勉強はどれくらい大変?」東京の米国大使館に6月下旬、米国留学を予定する日本の大学生約50人が招かれ、米国の大学に通う大使館のインターンや大使館員に学生生活について次々と尋ねた。