【漁業】記録的不漁「影響出ている」震災被害の水産加工会社の9割 東京の居酒屋にも影響
12月10日 19時23分
サンマや秋サケなどが記録的な不漁となる中、東日本大震災で被災したこうした魚介類を扱う岩手・宮城の水産加工会社のうちおよそ9割が、生産量を減らしたり一部の商品の生産を取りやめたりするなどの影響が出ていることがNHKが行ったアンケートの結果でわかりました。各地の漁協などによりますと、三陸沿岸のことしの漁獲量はサンマが去年の半分ほど、ホタテが6割ほどに落ち込んでいるほか、秋サケも去年より1割ほど減って、取引価格も値上がりしています。