【裁判】取手クロスボウ事件 男(39)に懲役15年求刑 水戸地裁
茨城県取手市の路上で平成27年4月、通行人をクロスボウ(洋弓銃)で撃って殺害しようとしたとして、殺人未遂などの罪に問われた同市井野の無職、河野俊文被告(39)の裁判員裁判論告求刑公判が20日、水戸地裁(寺沢真由美裁判長)で開かれ、検察側は懲役15年を求刑した。検察側は論告で「無差別的、通り魔的で強い殺傷能力の凶器を使った危険な犯行」と指摘し、「覚醒剤への依存があるなど法律を守ろうとする意識が低く、再犯の可能性が高い」と訴えた。