【医療】子供の耳の疾患が過去最多 「必要以上に耳掃除をすると、かえって耳あかを奥に押し込むこともあり、炎症を起こすこともある」
学校の健康診断で、耳に疾患がみられる子どもの割合が増加し、2017年度は、小中高校で過去最多となったことが、文部科学省の調査でわかった。調査は、全国の5歳から17歳の子どもおよそ340万人を対象に行われ、耳に疾患がみられた割合が小中高校で過去最多となった。日本耳鼻咽喉科学会によると、近年、耳あかが詰まる「耳垢栓塞(じこうせんそく)」が増えているということで、「必要以上に耳掃除をすると、かえって耳あかを奥に押し込むこともあり、炎症を起こすこともある」として、専門委に相談するよう呼びかけている。