【人体】エジプトのミイラ2体から癌の痕跡が発見される 世界最古の症例
世界最古の癌の症例が、2体のミイラから発見された。ミイラは、エジプトのアスワンにあるエル・ハワの遺跡から発掘された9才の男児と成人女性のものである。グラナダ大学率いる国際調査チームはCTスキャンの調査を行い、女性には乳癌が、男児には多発性骨髄腫が認められたと発表している。●保存の状態が良かった1800年~2000年前のミイラアスワンのエル・ハワは、紀元前2500年頃から上層階級の墓地として使用されていたことで知られている。