【社会】身寄りのない人たちが死後に残した「遺留金」は相続人の捜索に充てることができる 神戸市が全国初の条例案
2017年12月26日 9時37分
身寄りのない人たちが死後に残した「遺留金」について、神戸市は相続人を捜す費用に充てることができる条例案を来年2月議会に提出する。少額の遺留金の処理について明確な法律の規定がなく、各自治体は対応に苦慮しており、市によると、成立すれば全国初という。遺留金は故人の葬祭費に充てることができ、残りは家庭裁判所のもとで弁護士らに債務整理を依頼し、清算手続きなどにかかる費用を差し引いて国庫に入れる。