【医療】血糖値に応じてインスリン放出する新素材...実用化すれば皮膚に貼るだけで糖尿病治療が可能に 名古屋大などが開発
名古屋大学と東京医科歯科大の研究チームは、血糖値に応じて自動的にインスリンを出せる新素材を開発した。実用化すれば、患者の皮膚に貼るだけで糖尿病治療ができるようになり、5年後にヒトでの臨床研究を目指すという。研究成果が米科学誌「サイエンス・アドバンシズ」(電子版)に掲載された。糖尿病は血糖値を下げるインスリンを膵臓(すいぞう)で作り出せなかったり、インスリンの効きが悪くなったりする。