【政治】EEZ権益確保、今国会で法整備=自民検討、中国の動きをけん制
自民党は5日、日本の排他的経済水域(EEZ)の権益確保に関する法案を今国会に提出する方向で検討に入った。中国が東シナ海で進めるガス田開発拡大の動きをけん制するのが目的で、外国人による人工島建設や海洋科学調査の規制などを盛り込む。議員立法で提出し、他党にも協力を呼び掛ける。中国は東シナ海の日中中間線付近で海洋構築物の建設や科学調査などを続けているとされるが、日本には外国人によるEEZ内での人工島建設などを取り締まる法律がない。