【神戸地裁】政活費は「第2の給料」という感覚だった… 不正流用公判、元市議振り返る
神戸市議会の会派「自民党神戸」(解散)による政務活動費の不正流用事件で、詐欺の罪に問われた元神戸市議3人の公判が10日、神戸地裁(小倉哲浩裁判長)であった。当時会派の幹事長だった岡島亮介被告(75)は検察側や弁護人からの質問に対し「政務活動費は『第2の給料』という感覚だった」などと振り返った。流用について「不正をしている意識はあったが、政治活動を抑えると(政治家として)致命的になるので、市民の税金を犠牲にしてでも(不正を)続けたかった」と説明。